こんにちは、博多さとうBC歯科です。
当院で主に取り組んでいる歯の保存の一つに、根管治療があります
根管治療は、原理原則を守って適切に行うと、良好な経過が期待できる治療です。
今回は、当院で取り組んでいることをお話ししていこうと思います。
タイトルにあるように、根管治療は最初が大切であることを説明します。
人の口の中には、無数の細菌がいます。歯磨き、フロスをしていても、どうしても、虫歯になることがあります。さらに、虫歯が深くなると、歯の神経である「歯髄」にも影響を与えてしまいます。
歯髄を残すことには、メリットもありますが、熱いものがしみる、何もしなくても歯がズキズキする症状があると、歯の中にある歯髄に強い炎症が生じていることがあります。状況によっては、歯髄の保存が難しく、進行すると歯髄が壊死して、歯の根の先端に炎症が広がることがあります。
歯の根の先端に炎症が広がると、根管治療の成功率が下がってしまうことがあります。
今日ご紹介する患者さんは、40代の女性で、「数日前から、右上奥歯が熱いものがしみて、歯がズキズキして痛いので、根管治療してほしい。」とのことで、来院されました。
診断の結果、その日にマイクロスコープを使い、ラバーダム防湿下で精密根管治療を行いました。本症例は、1回で根管治療を終了しています。

これは治療前のデンタルエックス線写真

これは治療直後のデンタルエックス線写真です。
2年後に、今度はCT撮影を行い、歯の状態を確認しました。

CT画像でも根の先端も問題なく、今も痛みなく、噛めると言われていました。
今回の症例では、最初の根管治療を適切に行い、2年後も予後が良好な経過を確認できました。
根管治療が必要と言われたときに、治療方法やその後の見通しについて十分な説明を受け、その内容に納得した上で、治療を選択することが大切だと思います。
このような投稿を今後していきますので、読んでいただけると嬉しいです。
それでは、次回もよろしくお願いいたします🙇
<追記事項>
※この治療に関する費用について→初期の根管治療 165,000円(税込)
※この治療に対するリスク→今後、CTなどのレントゲン撮影を行い、半年毎の定期的に経過観察が必要。
今後、レントゲン撮影などの定期的な経過観察が必要。