メタルフリー治療
金属を使用しない治療

当院の治療について
金属を使用しないメタルフリー治療をお勧めします。一般に銀歯と呼ばれる金属の詰め物・被せ物には、銀のみではなく、金銀パラジウム合金が使用されています。これは、虫歯の再発、金属アレルギー、歯茎が黒ずむ、見た目が悪いなどの悪影響があります。予防意識の高い北欧では使用されていない材料になります。
当院は、詰め物、被せ物に、基本的には金属を使わず、セラミックなどで作るメタルフリー治療を行います。
セラミックイメージ






メタルフリー治療
(セラミック等)を薦める理由

歯の形を再現する事が難しい時
虫歯が大きくて白い詰め物(コンポジットレジン修復)では、歯の形を再現が難しい時は、インレー、アンレー、クラウンなどの被せ物をする必要があります。
白い詰め物なら、即日で仕上げられますが、被せ物は一旦型取りをします。
それから、型取りしたものを石膏に流して、模型にして外注して、一週間程度して被せ物をセットできる形になります。
信頼できる情報について
患者様に被せ物のお話しをするときに聞かれるのが、保険診療で扱う白い材料と、保険外診療で扱うセラミックの違いをよく尋ねられます。
最近は、YouTube、FacebookやInstagramなどのSNSでもあがっているように、セラミックのお話しや、保険の被せ物について、多くの歯科の先生が情報を配信しています。それらの内容は共通点が多く信頼できるものと思います。
私はそれにプラスしてお話ししているのは、「ガラスセラミックやジルコニアの被せ物は、天然の歯と同じかそれ以上に食べかすや歯垢がつきづらく、ついても容易にとれること」を説明しています。
セラミックの汚れの
付きにくさについて
セラミックの素材は、汚れがつきにくい特徴を持っています。その理由は、金属を使用しないことで表面が滑らかであり、汚れや細菌が付着しにくくなるからです。
セラミックの素材は見た目の美しさだけでなく、汚れの付きにくさにも優れた特性を持っています。
症例イメージ


歯医者に行く多くの理由とは
そもそも歯医者に行く理由の多くはなんですか?
大抵は、虫歯で治療にきていることが多いと思います。
軽度の虫歯であれば、白い詰め物でいいでしょうけど、深い虫歯のケースは大抵被せ物になっていませんか?
確かに、保険の銀歯はセット当初はいいものですが、時間が経つにつれてセット時に使ったセメントという接着剤が劣化してなくなり、銀歯と歯の間にある隙間に虫歯菌が入りやすくなります。そのため、銀歯の下は虫歯になることがあります。
セラミックの被せ物は、材料そのものがツルツルしていて、歯についた汚れも歯ブラシで比較的、容易に除去できます。
さらに、セットする時に使うのが白い詰めで使うレジンであり、しっかり密閉してくれます。
これは経験的なお話しになりますが、セラミックのやりかえを希望された患者様の治療をしたときに、被せ物を外したら、土台の歯は虫歯になっていないことが多かったです。
以上のことから、セラミックの被せ物は、保険で使う材料よりも虫歯になりにくい環境と言えるのではないでしょうか!
費用対効果について
確かにセラミック治療は高価ではありますが、後々の人生で虫歯の再治療、根管治療、最悪の場合は抜歯して、インプラント、ブリッジ、入れ歯になると、時間と費用がかさんでしまいます。
セラミックの被せ物は、それらの治療のループから免れる方法の一つと思います。
当院に来院された患者様には被せ物の知識を知ってほしくて、保険診療で使う被せ物とセラミックの被せ物のお話しをして、患者様に被せ物の選択をしてもらっています。
もっとお話しを聞きたい方、関心を持った方は、当院にご連絡ください。