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歯根端切除術とは

こんにちは、博多さとうBC歯科です。
根管治療を長く受けていても、なかなか痛みが引かない、改善されないケースはありませんか?
これは、前回お話した、側枝に菌が入り込んでいることが原因と考えられます。
症状が改善しない場合は、最終的に、抜歯ということになりますが、実は、歯を残せる可能性もあります!!!
その選択肢の一つが、歯根端切除術です!
(根の中かひびが入っている、中が割れている場合は、抜歯となります)
歯根端切除術とは、歯の根の先端部分を切り取る手術のことです。先程述べた根管治療がうまくいかないケースは、歯の根に炎症を起こして腫れたり、歯茎から膿が出たりする症状があり、この場合に行います。
手順としては、治療対象の歯にある歯茎に、表面麻酔である塗り薬を置いて、歯茎に麻酔をします。時間をおいて麻酔が効いていることを確認して歯茎を切開、剥離していき、歯槽骨を露出させます。骨を削りながら歯根を露出させます。その後、歯根の先端部分を切除し、露出した根の断面を整ってから、バイオセラミックを中に充填し、縫合したら、終了します。
一週間後に、縫合した糸を取り、仮歯を入れる治療をします。
数ヶ月後にCT撮影して経過をみていきます。
CTでも治癒傾向であり、検査でも問題なければ、被せ物を入れる治療に入ります。
根管治療で治らないケースでは、歯根端切除術は有効な治療の一つです。
この内容を読んで思い当たることがあれば、ご相談ください!

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