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虫歯とは。

こんにちは、博多さとうBC歯科です!

気がつけば、もう10月ですね!

 

今日は、虫歯のお話をしようと思います。

一般に、虫歯とはミュータンス菌という特定の虫歯菌が活動して歯に穴があいているというイメージかもしれません。

確かに、間違いではありませんが、そのような状態は虫歯の中でも重度になりかけていることが多いです。

私達は毎日少なくとも一回は食事をすると思いますが、実は食事中でも歯は溶けている(以下、脱灰という言葉を使います)とご存じですか?

歯科の雑誌では虫歯のことを特集している記事ででてくることのある「ステファンカーブ」の図がまさに食事中に歯が脱灰している内容を表しています。

お口の中は、バクテリアだらけで、爪楊枝で引っ掻いて取れた食べかすには1億個以上の菌がいると言われています。この菌は、食べかすを摂取し、代謝物として酸を出して歯を脱灰します。

しかしながら、ミクロの世界で起こることなので、見かけ上、歯が溶けているかはわかりません。しかも、食事後にある程度時間を置けば、お口の中の唾の成分にあるカルシウムが歯の中に取り込まれ、歯が溶けた部分が回復(歯の再石灰化)を促します。

食事で歯が溶ける事は仕方がないことですが、食後に甘いジュースやお菓子などをずっとダラダラ食べていると歯は溶ける一方で、歯の再石灰化はできなくなります。その結果、歯が溶け続けて穴があいてしまいます。それが虫歯ができるプロセスです。

虫歯にはいろいろと諸説があり、今有力なのは、「非生態学的プラーク説」と言われています。

僕も虫歯に詳しいカリオロジストの先生方が書かれた本やオンラインセミナーを聞いて、簡潔的に書いていますが、細かく書くとわけわからなくなるので。。。

ここまでにします(笑)。

もし自分の生活環境が変わって歯に不安のある方は一度ご相談ください。

博多の歯医者|博多さとうBC歯科

日付:   カテゴリ:医院ブログ